化合物の詩 〜POET-H3PO4〜
自作詩を坦坦と味気なく投稿していきます。新しい詩の形を求めて試行錯誤の日々の足跡。
2018年3月3日土曜日
ほおずきを吹く少年
行こう。
風の吹かないところへと。
行こう。
だれもいないところへと。
行こう。
言葉のいらないところへと。
道はいつまでも
そこにいてくれはしないから
迷っている間に
消えてしまうかもしれないから
行こう、ほおずきを吹きながら。
かき集めたものすべてが
まぼろしになっても構わないところへ。
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