2018年4月9日月曜日

ghostly poem 9




理性を保つために苦悩しない人間の命など
とてつもなく軽いものである。
死ぬか闘病するかしない限り
人間としての重みを期待することなどできない。



2018年4月8日日曜日

ghostly poem 8









 っ
   。




ghostly poem 7




生命の誕生それ自体は結果論だが
生まれた生命を
より良く育むためには
知恵の獲得が必要である。



2018年4月7日土曜日

ghostly poem 6


満足し続けてしまえば
虚しさがやってくる
虚しさを放っておけば
それはやがて諦めに変わる
満足し、そこで歩みを止めることは
諦めることと同じである。
諦めとは人間にとっての最大の敗北である。



2018年4月3日火曜日

肩を並べて



わたしは
隣にいる
だれかのために
おなじ高さで
歩いているのでしょうか

そうして
言葉も
肩を並べて
けっして
押したおすことも
押したおされることもなく

それぞれの
思いを
それぞれの
真心に
そっと置いてやることが
こんなわたしにも
できるのでしょうか



2018年4月1日日曜日

ghostly poem 5





賑やかな空気に包まれた温かい休息所だったのだろうか。
そんなことは何もわからない、わからなくてもいい。
行き交う人波はぼくの方からそっと合流したのだろうか。
それとも人波の方からぼくに連なってきたのだろうか。
そんなことも何もわからない、わからなくてもいい。
何かを話しながら歩く人はゆっくりと
何も喋らずに歩く人はどこか早足で歩いていたのだろうか。
それとも実際はその逆なんだろうか。
そんなことだって何もわからない、わからなくていい。
ぼくはそのどちらにいるのかと考えた。
口を使って言葉を発さなくとも
ぼくは確かに何かに向かって語りかけているのだし
何かから語りかけられてもいるのだから。
だからぼくは、あるときはスローモーションのように
ある時は早送りのように歩いていたのだろうか、、、
いつしかぼくは満員のメトロに押し込まれていった。